不妊治療していると耳にするホルモンのアレコレ。

2017年10月13日 生理

horumon

妊活していてもしていなくても自分たちの体が色々なホルモンの分泌で調整をされていることはご存知の方は多いと思います。
ホルモンは血液によって運ばれ、細胞に命令を出してくれる物質です。
ここでは妊活している方が病院へ行った際にドクターから指摘される可能性のあるものをあげてみました。

よく聞くホルモン

その①FSH

FSH=卵胞刺激ホルモン。

卵胞とは卵巣の中にある「殻付きの卵」のようなもので、その殻付きの卵から排卵されるのが「卵子」といったらわかりやすいでしょうか??

 

生理周期の低温期に主に分泌されて卵胞が大きくなるように命令を出しているホルモンです。

FSHは鼻の奥の方にある脳下垂体というところから分泌されており、血液によって卵巣まで運ばれていきます。

最近では生理3日目くらいにクリニックを受診するように言われ血液検査でFSHの値を調べる病院が増えています。

なぜ生理3日目なのか?それはFSHが卵胞が育つことによって分泌されてくるエストロゲンの影響を受けるために、まだ卵胞があまり育っていないうちの数値が重要だからです。

その②エストロゲン

エストロゲンは血液検査の結果などではE2と表示されています。

エストロゲン=卵胞ホルモン。

世間で女性ホルモンといえばエストロゲンのことを指していることが多いです。

 

主に卵胞から分泌されるので、エストロゲンの数値は卵胞の成長や数に左右されてきます。

エストロゲンも血液によって運ばれ子宮の内膜を厚くしたり、血管を拡張させ放熱し基礎体温を下げる作用もあります。

 

卵胞はもともと男性ホルモンであるアンドロゲンを持っており、アロマターゼという酵素が働くことによりアンドロゲンからエストロゲンへと変化します。

アロマターゼが活性化されやすい体温が舌下で36.2〜36.3といわれており、それよりも低すぎても高すぎても良くないので低温期にしっかりと体温が落ちていることが大事です。

その③プロゲステロン

プロゲステロンは血液検査の結果ではP4と表示されています。

プロゲステロン=黄体ホルモン。

 

卵胞が卵子を排卵した後、卵巣に残った「中身が空っぽになった卵」「殻だけになった卵」は黄体という物質に変化します。その「黄体」から分泌されるのがプロゲステロンです。

プロゲステロンは着床を助け妊娠を維持する役割のあるホルモンなので、子宮内膜をふかふかにしたり、平滑筋をゆるめ子宮が収縮しないようにしたりします。

 

排卵後からおよそ2週間分泌され、体温上昇の作用もあるため黄体期=高温期となります。高温期のはずなのに体温が上がらなかったり高温期が短い方は「無排卵月経」や「黄体機能不全」などが疑われます。

受精卵が着床し胎盤が形成されるにしたかって胎盤から「妊娠黄体」が分泌されていき妊娠の継続を助けていきます。

その④プロラクチン

プロラクチンは血液検査でPRLと表示されています。

 

プロラクチンは乳腺の発育を促進したり、乳汁の産生・分泌を促進させる他、プロゲステロンの分泌促進作用があります。

排卵し妊娠することで分泌量が増え乳腺を発育させていきますが乳汁の産生・分泌は胎盤から出てくるエストロゲンやプロゲステロンによって制御されます。

 

出産後に胎盤がなくなりエストロゲンとプロゲステロンの分泌が急激に下がることで産生・分泌が行われやすくなります。

妊娠時にはなくてはならないホルモンの一つですが、妊娠していないのにもかかわらずプロラクチンの数値が高い場合、妊娠の妨げになることがあります。

少し高いくらいなら問題ありませんが、よく牛乳を飲んでいる方は牛が摂取しているホルモン剤に影響を受けている可能性も考えられるので注意しましょう。

その⑤LH

LH=黄体化ホルモン。

名前の通り「黄体化」を促すホルモンで排卵間際に多く分泌されるホルモンです。

よく聞くホルモン、と言っても実際あまりクローズアップされないことが多いかもしれません。

排卵期に多く分泌されますが、常に少しずつは出ているホルモンです。

常に出ているとは言っても、排卵時期以外で分泌量が増えると卵子の成長を邪魔することがわかっています。

糖質過多な生活を続けることにより結果として、LHが高値になることがわかってきました。

こちらは同じく精子の質にも関わります。

まとめ

ホルモンは血液で運ばれきちんと目指す細胞にたどり着くことで作用します。

現代の医療の発達から薬でホルモンを補充する方法はありますが血液循環が悪ければ目指す細胞には届きません。

循環改善が何よりも大事ですが、ホルモンの産生や分泌には良い材料となる栄養バランスの良い食事とホルモンの産生は寝ている間に行われるため質の良い睡眠もとても大事になってきます。

最近では糖質制限も浸透し始めていますが、まだまだ糖質過多の方が多いのが現実です。

ホルモンの数値に何らかの指摘を受けた方は一度食生活や睡眠について考えてみてください。

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