意外と簡単!運動率アップのコツ!ふだんの生活からできること

2017年09月28日 男性

undourituappu

精子の運動率が低くて体外受精をすすめられてしまった、もしくは体外受精でふりかけ受精できず顕微授精をすすめられてしまう。運動率が下がるとDNAが傷つく可能性があるといわれています。どうしたら運動率がアップするのか?私たちがみてきた患者さんとの体験もふまえて、まずはふだんの生活から改善できることをお伝えしたいと思います。

健康な成人の場合なら、数十分〜数時間水を飲まなくても死んだりはしないですよね?
お腹が空いたとしても1日くらい食べなくても死んだりしないですよね?
でも、酸素がなくなったらほとんどの人が数分で死んでしまいます。
体のなかの細胞たちが活動していく上でも酸素はそれくらい大事なものなのです。
酸素がないとエネルギーとなるATPが上手くつくれないために活動しにくい状態になったり、組織が傷んでしまうこともあります。
ということは、精子も同じく酸欠状態では動きが悪くなったり組織が傷んでしまうと考えて良いでしょう。

酸素を運んでくるのは血液(赤血球)

みなさんも聞いたことがあるかもしれませんが、酸素は赤血球のなかのヘモグロビンによって血液と一緒に運ばれています。健康診断や献血などの検査で貧血を指摘されたことはありませんか?

赤血球の量やかたち、濃度などは酸素の運搬に大きくかかわっています。

精子の運動率を指摘され、なおかつ貧血の疑いがある場合は食事やサプリメントなどで改善されることをオススメします。通常の血液検査の数値では問題ないと考えられる方もフェリチンという貯蔵鉄が少なくなっている場合もあるので、一度栄養療法のフローチャートをチェックしてみてください。(栄養療法のページへ)

生殖器は血液の流れが悪くなりやすい

呼吸によって取り込まれた酸素は肺で血液の中へ入ります。そこから血液の流れによって全身の細胞たちへと運ばれていくわけですが、酸素も栄養素も大事なところから優先的に配られていきます。止まってはいけない心臓、いろんな指令を出したりセンサーから出た信号をキャッチして処理する脳、ご飯食べているときは消化器である胃・小腸・大腸・膵臓・肝臓etc、常に血液浄化中の腎臓、体を支える筋肉、といった日常生活で何気なく過ごしているだけでも色々な組織が体の中でつかう必要があります。

しかし、生殖器はどうでしょう?日常生活ではあまり使われていないですよね?

そのため優先順位も低く、他の細胞たちがつかった残りが最後にまわってくると考えられます。

血液の流れを良くするには?

姿勢をよくする

特にデスクワークの時間の長い方や、ドライバーさんなど座っている時間が多くなっている方は要注意。ついつい猫背になっていたり、腰をまるめてしまっていませんか?

背中の緊張がたかまり、生殖器へ行く神経や血管を圧迫するだけでなく痛みの原因にもなります。

 

深い呼吸を意識する

酸素をたくさん取り込める深い呼吸を心がけましょう。深い呼吸は酸素がたくさん取り込めると同時に副交感神経を刺激してくれるので、リラックス効果もあります。

逆に早く浅い呼吸は交感神経を刺激してしまうため消化器をはじめとする腹部内臓器の酸素供給の優先順位が下がってしまうために生殖器の血流も下がります。

軽い有酸素運動をする

先ほど生殖器は脚の循環とリンクすると書きました。なので脚の循環が悪くなれば生殖器の循環も悪くなりやすいので、ジッとしているのはよくないです。

ですが、あまり激しい運動をしてしまい筋疲労が起こってしまうとそちらのリカバリーにエネルギーを奪われてしまうので、個人差はありますがウォーキングのような軽い運動をすることをオススメします。

コマネチのポーズ

睾丸(精巣)は皮一枚で鼠蹊部(ビキニライン)と繋がっています。鼠蹊部や内腿をさするようにかるくマッサージするだけでも精巣の循環改善に繋がります。

ビート◯けしさんの有名なギャグに「コマネチ!」といって鼠蹊部をさする動作があります。鼠蹊部の軽いマッサージに加えて、若干の屈伸動作も入ってとても良いポーズかと思います。

禁欲はしない

あんまり出しすぎると精子の量が少なくなるから、という理由でAIHや採卵前に禁欲をすすめるドクターもいらっしゃいますが、名前は出せませんが関西の方のクリニックで統計をとったところ、禁欲をしなかった人はした人に比べて若干精子の量は減りましたが運動率がとても良く、3日以上の禁欲をした方は量は多めでしたが運動率がガクッと落ちていました。

需要と供給という面からみても日常的に出しておく方が精子がつくられやすくなることは間違い無いでしょうし、当院に来院された患者さんにもタイミングの回数を増やして(4日連続)上手くいった方は何人もいらっしゃいます。

まとめ

いかがでしょう?日常生活ですぐにできそうなものをいくつかあげてみました。何か参考になりそうなものがあったでしょうか?

不妊治療において男性の出番はあまりないようにみえるかもしれませんが、実は大きく結果を左右する要因の一つです。是非とも夫婦で情報をシェアして頑張りたいですね。

ファンクショナルマッサージでは男性不妊のコースももうけています。さらなる改善を目指すなら鍼治療も一度考えてみてください。男性はセルフケアで改善される方が多いぶん数回の施術と自宅でのお灸が効果的です。

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