栄養療法で不妊治療、もしかして◯◯不足かも!?妊娠に必要な栄養素

2017年09月28日 栄養療法

yasai

妊娠に栄養が必要って知っていますか?

 不妊治療を頑張っていて、妊娠出産を目指す上でとても大切なのが妊娠に必要な栄養素です。
 赤ちゃんがお腹の中に来てくれるのに、とても多くの栄養素が必要です。

 妊娠するための栄養素として、代表的なものは
「代謝のサポートとなる、鉄や亜鉛などのミネラル」「代謝の補酵素になるビタミン類」「たんぱく質や脂質」です。

鉄に関しては、hb(ヘモグロビン)・RBC(赤血球の数)などが貧血の指標として有名ですが。それらの普通の貧血(鉄不足)指数とは別に「フェリチン」といわれる体の中に貯蔵されている鉄(蓄えられている鉄)も、不妊治療にとても重要 だといわれてます。
このフェリチン不足の方は「隠れ貧血」などと呼ばれて、鉄不足による様々な症状が出現します。
一般的には、このフェリチンが50ng/ml以下になると妊娠しにくいとされています。

不妊治療を頑張っている方が鉄不足(貧血)になると・・・

女性には毎月、月経(生理)による出血があります。
 男性に比べて月経による出血がある女性は、この毎月の出血があることで慢性的に鉄不足になりやすいです。
 妊娠しやすい体を作るには様々な物質が必要ですが、特に鉄は多くのエネルギー代謝や細胞が正常に働くために必要です。タンパク質やコレステロールを利用して、女性ホルモンを作ったり。卵胞を育てるのにも多く使われますし。
子宮内膜は血液そのものが材料になってますので、貧血による鉄不足では子宮内膜も薄くなりやすいです。
子宮内膜が薄いと、せっかく受精卵が来てくれても着床は難しいです。

  ATPという細胞が正常に働くエネルギーを合成するのにも、赤血球(ヘモグロビンという鉄を含む)による酸素が必要です。「鉄が酸素を運んでくれる」ことで、卵巣内の細胞が正常に働きDNAに混乱のない、良い卵子が育つシステムになっております。

他にも、神経伝達物質を作るのに使われたり、体の一部として使われたりして、鉄は、妊活には欠かせない物質の一つになっております。

このように、不妊治療を頑張られている方が、妊娠するために体調を整えるにはこの鉄(Fe、フェリチン)が必ず必要になります。良い卵(卵胞)を育てるには、多くの鉄が必要です。

不妊治療に活かす鉄の補充鉄(Fe)を吸収するには?

不妊治療で、女性が貧血対策をするのに効率的に鉄を補充するにはどうしたら良いでしょうか?
鉄を補充することを考えるとほうれん草やレバーを摂れば良いと考えますよね?

 

でも、食事で鉄を妊活に必要なだけの量摂るには相当な量摂らなくてはいけません。
「毎日、鉄を多く含むレバーやほうれん草を食べる」
不妊治療に活かすための鉄摂取量を、一日15mgだとすると。

・とりレバーなら 200g
・ほうれん草なら 750g(驚)

これを毎日って、実際にはなかなか難しいですよね?

不妊治療を頑張られている女性が食材からこれだけの鉄を摂るのはなかなか困難です。
貧血気味の方が、妊娠を目指す上で、単純に食材から鉄を摂るのはなかなか難しいと考えております。

食材から摂る鉄はヘム鉄と非ヘム鉄に分けられます。吸収しやすさから考えるとヘム鉄がオススメなのですが。注意しなくてはいけないのは、「食べた量を吸収するわけではない」ということです。吸収する段階で考えるとその人の消化吸収能力が関係します。

鉄を摂るだけじゃダメ!吸収しやすい鉄を効率的に!

鉄を吸収するには、単純に食材からのみ摂取するのはとても難しいと考えます。では、不妊治療を頑張られている方の貧血対策をどうすれば良いか?

おすすめなのは、「ヘム鉄のサプリメントを摂る」ことです。
ヘム鉄とは、たんぱく質と合成された鉄のことです。非ヘム鉄より5倍吸収しやすいと言われてます。

ヘム鉄のサプリメントはどのドラッグストアやスーパーでも販売しておりますがメーカーにより、品質がかなり異なるので体への吸収しやすさに大きな差があります。できるだけ信頼のおけるメーカーのものをとりたいです。

さらに、サプリメントもレバーやほうれん草などの食材と同じで吸収力に個人差があります。

 

鉄をうまく吸収して、妊活に活かそう!不妊治療は根本的な体質改善から

不妊治療で鉄をうまく使うには
「胃腸の状態を良くして、鉄を吸収しやすい体になる」
「吸収した鉄を利用できる体になる」
ことが必要です。

 

サプリメントや食事で摂った鉄を吸収するには胃や腸の状態を整える必要があります。例えば胃腸に負担がかかる「早食い」「飲酒」は、鉄の吸収を阻害します。

よく噛んでゆっくり食べることを心がけて頂き、多量の飲酒は胃腸を荒らすのでおすすめしません!
また、鉄は吸収されたらオッケーではなくしっかりと体内で利用されなくてはいけません!体内では、赤血球を作るのに必要な、葉酸やビタミンCとともに働いたり神経伝達物質を作るのに必要な、ビタミン群(主にビタミンB群)とともに働きます。
栄養療法では、血液検査のデータを基に鉄やその他の補酵素がしっかりと使われているか?確認しながら進めて行きます。

 

コメント..

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント
お名前 *
メールアドレス *

PAGE TOP